TALK SESSION「川島崇志写真集『Unfinished Topography / collection 描きかけの地誌 / 蒐集(abp刊)』刊行記念トーク - カタストロフから、写真は生まれる」

日時:9月20日(日) 18:30 – 19:30

会場:Event Space

申込不要・入場無料

出演:川島崇志(写真家)、Philippe Egger(デザイナー)

モデレーター:後藤繁雄(編集者)

 

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 (photo by Takashi Kawashima)

 

東日本大震災や火山の噴火などカタストロフを起点に作品を制作してきた写真家・川島崇志。2011年から現在に至るまでの作品をまとめた新作写真集刊行を記念し、スイス人デザイナーPhilippe Egger(フィリップ・エッガー)とともに、写真とデザインの関係性、それにより生み出される新しいナラティブの可能性ついてのトークを行います。

 

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川島崇志(写真家)

1985年、宮城県生まれ。東京工芸大学大学院修了。2011年、a.a.t.m(art award tokyo marunouchi)で審査員賞(後藤繁雄賞)を受賞。2012年のTOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD ではグランプリを受賞する。2013年 4月にはG/P galleryで個展「新しい岸、女を巡る断片」を開催し、同名の写真集を出版。この写真集は「第18回文化庁メディア芸術祭」において審査員推薦作品に選出。主な個展に「描きかけの地誌 / 蒐集」(東京、G/P gallery、2015年)など。

 

フィリップ・エッガー(スイス生まれ、デザイナー、アートディレクター、教員)

2003-2009年までスイスのデザインスタジオFagetaを運営。2008-2010年までロンドンのWallpaper* Bespokeでアートディレクターを務める傍ら、展覧会やレクチャーをオーガナイズするthe Helvetic Centreをロンドンに設立。2010-2012年、PowerHouse Booksなどをクライアントに持つNYのデザイン事務所Everyday Workshopに勤務し。2013-2015年の期間、スイス・ローザンヌ芸術大学(ECAL)のマスタープログラムのディレクターを務める。在職中、学内にクリエイティブ・プラットホームMAAD(ma-ad.ch)を立ち上げ、写真、グラフィック、タイポグラフィーをクロスオーバーさせる数々のアート・プロジェクトを手がける。