日時:2017年10月6日(金) 14:00 – 15:30

登壇者:都築響一

参加費:1,000円(定員80名)

 

【チケット予約制】

ご予約はこちらより:http://ptix.co/2flRsFt

(※外部サイトに切り替わります)

 

昨年のアートブックフェアで「ロードサイド・ライブラリー 貧者の電書」と題して、スタートしたばかりの電子書籍写真集「秘宝館」を紹介しました。Kindleなど既成の電書アプリに依存しない、コピープロテクトもかけない、そして従来の電書の百~千倍ほどにもなるデータサイズの高解像度写真集という常識外れの手作り出版プロジェクトでした。あれから1年、ライブラリーは「LOVE HOTEL」「おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち」とタイトルを重ね、今回のブックフェアでは4冊目となる「TOKYO STYLE」電子版を発表できる予定です。

アートブック出版がますます厳しい状況に追い込まれるなかで、僕らにどんな可能性が開けていて、それがまだ見通せていないのか、率直なお話ができたらと思っています。

 

都築響一

 

 

都築響一(つづき・きょういち)

 

1956年東京生まれ。ポパイ、ブルータス誌の編集を経て、全102巻の現代美術全集『アート・ランダム』(京都書院)を刊行。以来現代美術、建築、写真、デザインなどの分野での執筆・編集活動を続けている。93年『TOKYO STYLE』刊行(京都書院、のちちくま文庫)。96年刊行の『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』(アスペクト、のちちくま文庫)で、第23回木村伊兵衛賞を受賞。その他『賃貸宇宙UNIVERSE forRENT』(ちくま文庫)、『現代美術場外乱闘』(洋泉社)『珍世界紀行ヨーロッパ編』『夜露死苦現代詩』『珍日本超老伝』(ちくま文庫)『ROADSIDE USA 珍世界紀行アメリカ編』(アスペクト)『東京スナック飲みある記』(ミリオン出版)『東京右半分』(筑摩書房)など著書多数。最新刊は『圏外編集者』(朝日出版、2015年)。現在、個人で有料メールマガジン『ROADSIDERS’ weekly』を毎週水曜日に配信中(http://www.roadsiders.com/)