日時:11月30日(土)15:00 - 16:00(受付開始時間 14:45)
会場:東京都現代美術館 ホワイエ(1F ミュージアムショップ横)
料金:無料(要当日有効のTABF入場券)
※11月14日(火)12:00よりTABFの入場券を販売開始いたします。そちらのご予約も必須となりますのでご注意ください。
登壇者:Temporary Press x Further Reading x NEUTRAL COLORS x 古賀稔章
NEUTRAL COLORSは、アジア各国のブックフェアでTemporary Press(シンガポール)とFurther Reading(インドネシア)と度々顔を合わせてきました。共通点はデザイナーが出版行為に深く関与している点。両者はNEUTRAL COLORSの誌面に登場してもらったり、お互いのスペースで展示を行うなど、出版を超えたつながりも生まれています。トークではデザイナーが出版することについて、アプローチの違いや共通項を探りながら、これからの本づくりの話をしたいと思います。また個人的な出版物をデザイナーに委ねることについて、編集者の立場からデザイナーとの向き合い方にも言及します。司会は元『アイデア』編集者で、現在、美術大学で教育に携わる古賀稔章氏が担当します。デザインが先か出版が先か。果たして…?
イベント事前予約:https://peatix.com/event/4179768/view(※外部サイトに切り替わります)
※席数に限りがあるため、事前予約をお勧めいたします。
※席に余裕がある場合は、当日受付あり。
◯ライブ配信URL
こちらのトークイベントは、TOKYO ART BOOK FAIRのYoutubeアカウントにてライブ配信いたします。
https://youtube.com/live/j2Xzh_dTzRY?feature=share
(ライブ配信サポート:Blackmagic Design)
◯Live Streaming
This talk event will be streamed live on the TOKYO ART BOOK FAIR YouTube account.
https://youtube.com/live/j2Xzh_dTzRY?feature=share
(Supported by Blackmagic Design)
登壇者プロフィール
Temporary Press
gideon-jamieの2人で2018年にスタート。オルタナティブで偶発的なアイデアを用いて、アートやデザインにまつわる本を出版している。限られたリソースの中で、リソグラフなどシンプルなツールを使い、経済的なデザインと制作方法を試している。製作や展示スペースであるTemporary Unitではワークショップや出版イベントを行う。
https://temporarypress.gideon-jamie.com/
Further Reading
Januar Rianto がインドネシアで立ち上げた雑誌。彼はデザイナー、編集者、パブリッシャーなどすべて個人で行う。デザインの周辺を探求し、デザインを戦略として用いることで、学問としてのデザインと、それが関わる対象の両方に対する批評性を発展させることを目指している。マルチフォーマット出版プラットフォーム兼リソグラフ・スタジオ「Further Reading」(2017年~)を運営するほか、ジャカルタ・アート・ブックフェアのプログラム・ディレクターを務める。
NEUTRAL COLORS
編集者加藤直徳とデザイナー加納大輔がつくる雑誌。またNEUTRAL COLORSとは、独立した出版社であり、発行する雑誌であり、印刷製本所の名前でもある。出版スタイルは、少人数が集まって印刷、製本、流通までを一貫して行う。廃棄を前提とした大量商業印刷と少部数のインディペンデントの中間、経済的に持続可能な中規模出版モデルを目指す。
古賀稔章(こが・としあき)
武蔵野美術大学芸術文化学科准教授。デザイン誌『アイデア』の編集者を経て、デザインとタイポグラフィに関する執筆・翻訳・研究・教育に携わる。アーティストやデザイナーとの協働による印刷物の編集・出版や批評的実践を通じて、文化の長期的持続と新たな物質循環の構築を探求。2023年、学内の印刷工房のリソグラフを用いた小規模出版プロジェクトBrook Pressを創設。