VIRTUAL ART BOOK FAIR(VABF)開催まであと約2ヶ月。TABF運営事務局は、新型コロナウイルス感染拡大の影響でTABFの開催が危うくなった春先からバーチャルでのアートブックフェアを検討し始め、新しい試み、そして後ろ向きではない選択に心を躍らせました。が、次に頭に浮かんだのは「で、どうやって?」という問題でした(笑)。いざバーチャルの世界に足を踏み入れると、無限の可能性があり、空間をゼロから作ることができます。そこで、VABFの実現に向け、ウェブ開発と空間デザインを担当する新メンバーに加わってもらうことに。現在は、チーム一丸となってTABFの熱気や高揚感、偶然の本との出会い、作り手と受け手のコミュニケーションなどリアルなイベントの良さを活かしながらも、バーチャルならではイベントにするにはどうしたらいいのかディスカッションと検証を繰り返しています。DIY精神とユーモアを忘れず、時には既存のサービスを用いながら、みなさんに楽しんでいただける独自のプラットフォームを作るための準備を進め、少しずつ形が見えてきました。

 本イベントでは、VABFウェブディレクターの萩原俊矢、空間デザインを担当する建築家の木内俊克と砂山太一、2015年からTABFのアートディレクションを手がける田中義久、TABFディレクターの中島佑介が登壇し、これまでのプロセスを振り返りながら、どのようなフェアを目指しているのかお伝えしたいと思います。

 

登壇者:アートディレクター:田中義久/ウェブディレクター:萩原俊矢/空間デザイナー:木内俊克、砂山太一/TABFディレクター:中島佑介

 

2020年9月23日(水)19:00〜

*YouTubeライブ配信予定。チャンネル登録お願いします!https://www.youtube.com/channel/UClbcwdHlOtB2SpDnqgxpeeA

 

VABF アートディレクター 田中義久

1980年静岡県生まれ。永続性の高い文化的価値創造を理念に作品集の装幀から文化施設のサイン計画まで幅広くデザインを実践している。近年の仕事に東京都写真美術館のVI計画、ブックショップPOST、Takeo Paper Show、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館のアートディレクションがある。また、飯田竜太(彫刻家)とのアーティストデュオNerholとしても活動し、主な個展は「Index」(Foam Fotografiemuseum、アムステルダム)、「Promenade」(金沢21世紀美術館)など。

 

VABF ウェブディレクター 萩原俊矢

1984年神奈川県生まれ。ウェブデザインやネットアートの分野を中心に活動し、企画から実装・運営までウェブにまつわる仕事を包括的に行う。2015年より多摩美術大学統合デザイン学科非常勤講師。IDPW.org正会員として文化庁メディア芸術祭新人賞受賞。ブックイベント TRANS BOOKS 主催メンバー。https://shunyahagiwara.com

 

VABF 空間デザイナー 木内俊克

東京都生まれ。木内建築計画事務所代表。舞台美術・建築から、パブリックスペース・都市計画に至るまで領域横断的なデザインの実践を行う傍ら、東京大学他で建築・都市における情報学的領域の教育/研究活動に従事。第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示参加。http://www.toshikatsukiuchi.com/

 

VABF 空間デザイナー 砂山太一

1980年京都府生まれ。企画者・制作者(芸術学・建築学領域)

sunayama studio 代表。京都市立芸術大学 美術学部 総合芸術学専攻 准教授。芸術表現領域における情報性・物質性を切り口に、制作・設計・企画・批評を手がける。日本で彫刻を学んだ後、2004年渡仏。フランスでデジタル技術を用いた建築設計手法を学び、設計事務所や構造事務所において勤務・協働する。2011年帰国。現在、東京にスタジオをかまえつつ、京都市立芸術大学において現代芸術、デザインの理論研究をおこなう。https://tsnym.nu

 

TABFディレクター 中島佑介

1981年長野県生まれ。2002年に古書&インテリアショップlimArtをスタートし、2011年にはブックショップPOSTをオープン。2015年、「TOKYO ART BOOK FAIR」のディレクターに就任。ブックセレクトや展覧会の企画、書籍の出版、ブックシェルフコーディネートも手がけている。http://post-books.info/