日時:12月1日(日)13:00 -14:00

会場:東京都現代美術館  サンクンガーデン

料金:無料(要当日有効のTABF入場券

※書籍「Tokyo Metro」をご購入いただいた方が対象となります。

※11月14日(火)12:00よりTABF入場券販売開始いたします。

TABF入場券のオンライン事前予約も必須となりますのでご注意ください。

※ご予約不要のイベントとなっております。お気軽にご参加ください。

 

東京の地下鉄で出会った人々を描いた書籍「Tokyo Metro」の刊行を記念し、作家のJan Bajtlik(ヤン・バイトリク)が、ご購入いただいた書籍にドローイングを行います。似顔絵や動物など、好きなものをリクエストいただけます。

 

メガシティと呼ばれる過密都市では、個人のキャラクターは群衆の中に埋もれてしまうと一般的に考えられています。しかし、ヤンが電車などの公共交通機関に乗っている間に描いたドローイングには、当てはまりません。
美的な記録であるだけでなく、個人の心理分析でもある本書の素材となったのは、作家が2023年に日本に滞在した時に地下鉄に乗りながら制作したスケッチです。

 

ライブドローイングを通して、彼の活動や作品についても直接話を聞くことのできる機会となっております。

 


 

作家プロフィール

 

 

Jan Bajtlik(ヤン・バイトリク)

1989年ワルシャワ生まれのヤン・バイトリクは、絵画、ドローイング、デザインの分野で活躍するアーティスト。2013年、ワルシャワ美術アカデミーのグラフィックアート学部を優秀な成績で卒業し、2011年にはパリのESAG Penninghenで客員学生を務めた。

彼の作品には、ヨーロッパの古代や文字の発明、書道や山水画からたどる現代の視覚文化の起源に対する作家の興味が表れている。ヤンの作品で最も特徴的なのは、身振りなどの所作表現と、前景と背景の明確な区別の放棄、そしてその結果として現れる鑑賞者の視線との戯れである。また、グラフィック・デザインやポスター・アートからもインスピレーションを得ている。

2016年からはエルメス・パリとのコラボレーションで、シルクスカーフやアクセサリーなどの身につけられるものから、陶器、壁紙、ブランケットなどのインテリアにまつわるプロダクトの制作を行っている。