
日時:2025年12月14日(日)12:00-13:00
会場:東京都現代美術館 サンクンラウンジ(B2F)
料金:無料(要当日有効のTABF入場券)
※11月20日(木)12:00よりTABF入場券を販売開始いたします。TABF入場券のご購入およびご予約は必須となりますのでご注意ください。
※本トークイベント/パフォーマンスへのご予約は不要です。お気軽にご参加ください。
言語:英語/スペイン語/日本語
登壇者:María Carolina Ceballos(アーティスト、ブックアーティスト)
本イベントでは、アーティストトークとパフォーマンスを組み合わせ、María Carolina Ceballosのリサーチおよび創作プロセスを紹介します。トークでは、自身の研究内容を解説しながら、アーティストブックやグラフィックスコア(楽譜形式のアートブック)を朗読。「本を読む」と「演奏する」という二つの行為を融合させたこの試みは、彼女の創作研究の中核をなすものであり、学際的な表現と美の探求を目的としています。
パフォーマンスでは、紙で作られた小さな“楽器”を奏でたり、声や身体の動きを通じて音を生み出したりしながら、観客とともに本のページをスクリーンやテーブル上で体験します。作品の多くは英語で構成されていますが、一部はスペイン語、またはテキストを持たない形式であり、スペイン語の作品については英語訳がスクリーンに投影される予定です。言語の枠を超え、本そのものが“音”として響く、普遍的なパフォーマンスをお楽しみください。

María Carolina Ceballos|マリア・カロリーナ・セバリョス
コロンビア出身のブックアーティスト。学際的なアプローチを軸に活動している。視覚芸術の学士号(BFA)および写真の副専攻、さらにブックアーツの修士号(MFA)を取得。近年は、製本や版画といった伝統的なブッククラフトを探求し、それらを視覚芸術・創作的な文章・音楽記譜・パフォーマンスへと広げるプロジェクト「Canto Press」を主宰。これまでコロンビア、アメリカ、日本などで作品を発表し、その書籍作品はアメリカおよびコロンビアの複数のコレクションに収蔵されている。