Verlag der Buchhandlung Walther und Franz Königはアート、建築、映画、ファッション、写真関連の本を扱う書店を営んでいたヴァルター・ケーニッヒと、兄弟のカスパー・ケーニッヒの二人が1968年に設立した出版社です。現代美術の発展の過程において、その最前線で寄り添ってきたこの出版社は、マルティン・キッペンバーガー、ギルバート&ジョージ、ゲルハルト・リヒター、河原温、ローレンス・ウィナー、ウォルフガング・ティルマンスを始めとする多くのアーティストから厚い信頼を寄せられています。TABFの展示では、過去の貴重なアーカイブから100冊以上の書籍を時系列で展示し、出版社の軌跡とアーティストとの関係性を辿ります。