日時:2017年10月6日(金)12:00 – 13:30

登壇者:ラース・ミュラー

参加費:1,000円(定員80名)

 

【チケット予約制】

ご予約はこちらより:http://ptix.at/VeyV1h

(※外部サイトに切り替わります)

 

1986年にスイスで自身の出版社を設立し、タイポグラフィー、デザイン、アート、写真、建築などに特化した出版活動を行なっているラース・ミュラー氏。出版社のポリシーとして掲げているのは、彼らの本が「見る目を養う場所を担うこと」です。メインに出版しているのはビジュアルブックですが、視覚的な部分だけでなく、その深層部にあるコンセプトや思想なども読み取れるような出版物の発行を志し、読者に物事の真相を見極めるセンスを育むような機会をもたします。この徹底した本作りの姿勢を貫き、国際的にも高い評価を獲得してきました。
ラース氏にとって常に高いクオリティの本を作り続ける上で最も大切な事柄は「編集」だといいます。本トークでは、実際に本を制作するプロセスにおける「編集」の役割を、ラース氏が手がけてきた出版物を実例としながらお話しいただきます。

 

 

ラース・ミュラー

1955年ノルウェーのオスロー生まれ。1963年からスイスに移住、その後はスイスを拠点としてきた。若い頃からグラフィックデザインの道を志し、スイスでの修行時代とアメリカ/オランダへの留学を経て、1982年にスイスへ戻りその年にはバーデンにデザインスタジオを構えた。1983年からは自身の名前を冠した「Lars Müller Publishers」を立ち上げ、タイポグラフィー、デザイン、アート、写真、建築などに特化した出版活動をスタートしている。1996年からは多分野にわたってデザインを担うデザイングループ「インテグラル・コンセプト」のパートナーや、AGI(国際グラフィック連盟)の会長を務めるなど、デザイン界における重要なポジションも担っている。

https://www.lars-mueller-publishers.com/