日時:12月19日(金)17:30-18:30(受付開始時間17:15)
会場:東京都現代美術館 EVENT SPACE(1F ミュージアムショップ横)
料金:無料(要当日有効のTABF入場券)
※11月20日(木)12:00よりTABF入場券を販売開始いたします。そちらのご予約も必須となりますのでご注意ください。
言語:日本語/中国語(マンダリン)

 

登壇者:Kaiqi Li(betweenia project設立者) × Chen Yifei( 『刺纸(Prickly Paper)』編集者、人形劇師) × Yo(アーティスト) × RA3(PICNIC MEETING、野餐集會)

 

概念的であれ物理的であれ、“空間をつくること”は、登壇者4組が展開するあらゆる実践の根底に流れています。木版を彫ることからブースを設けること、知られざるコレクションをキュレーションすることから、移民としてコミュニティスペースを運営することまで──いずれの活動にも共通する要素です。
メルボルンに拠点に置き、華語圏で活動する出版・流通プラットフォームbetweenia projectが企画する本トークでは、広州のセルフパブリッシング・コミュニティを通じて出会い、現在はメルボルン、ベルリン、東京といった異なる地域で活動する4人の友人が集まり、ディスカッションを行います。インディペンデント/アート出版のシステムの内と外で新しい空間を切り拓いてきた彼ら。特に異なる文脈へと踏み込む中で得たインスピレーションや直面した困難を振り返ります。
アートブックやフェアという“空間”をそれぞれどう活用してきたのでしょうか。これから必要とされる空間やシステムとはどのようなものでしょうか。そして出版は、変化し続ける状況の中でローカルな場を築きながら、国境をまたいだネットワークを支え、持続的な交流や新たな可能性を共に描く繋がりの手段としてあり続けることができるのでしょうか。

 

イベント事前予約:https://peatix.com/event/4637014/view
(※外部サイトに切り替わります)
※11月20日(木)12:00より本イベントの予約受付を開始いたします。
※席数に限りがあるため、事前予約をお勧めいたします。
※席に余裕がある場合は、当日受付あり。

 


 

 

Kaiqi Li|カイチー・リー
メルボルンに拠点に置きながら華語圏で活動する、出版・流通の新興プラットフォーム「betweenia project」の創設者。カルチュラルスタディーズの知見をもとに培ったアジア間批評の視点を活かし、インディペンデントなアート出版の実践を通して、制度や学問の枠組みを超えた新たな知の創造を探究している。

Instagram:https://www.instagram.com/betweeniaproject/

 

 

 

Chen Yifei|チェン・イーフェイ
物語を届ける人形劇師として各地を巡りながら、『刺纸(Prickly Paper)』の編集チームの一員としても活動している。DIY的かつ自主的なZINE制作を出発点に、近年は国境や領域を超えて交わる活動家たちの軌跡をたどり、忘れ去られた連帯の歴史を探る取り組みを行っている。

Instagram:https://www.instagram.com/tobidadan/

 

 

 

 

Yo
中国と日本の両方で美術大学を卒業。最近は東京の杉並区にタトゥースタジオをオープンした。そこではセレクトされたグッズや出版物も取り扱い、時にはイベントも開催するなど、セミオープンのアートスペースとしても機能している。本やさまざまな活動を通じて、国や文化をまたぐ自身の経験を共有し、より多くの人々と繋がっていきたいと考えている。

Instagram:https://www.instagram.com/sayogi_yechenyi/

 

 

 

 

RA3
高円寺のとある探偵事務所に棲み、言業と呪文で日常に亀裂を生じさせ、ノイズとレンズでその先を覗き込む魔女。音・パフォーマンス・イメージの領域を軽やかに横断した作品を通じて、不可視の断片を呼び寄せている。

Instagram:https://www.instagram.com/durdenriver/