日時:12月12日(金)13:15-14:15(受付開始時間13:00)
会場:東京都現代美術館 EVENT SPACE(1F ミュージアムショップ横)
料金:無料(要当日有効のTABF入場券)
※11月20日(木)12:00よりTABF入場券を販売開始いたします。そちらのご予約も必須となりますのでご注意ください。
言語:日本語/英語

 

登壇者:Sophie Hambling(Duende)

 

『Offcuts』は、料理人のSophie HamblingとMadeleine Sandersが手掛けた、内臓料理にまつわる技法や歴史、文化を称えるZINEシリーズです。TOKYO ART BOOK FAIRでは、このシリーズを出版したロンドンの独立系出版社兼ギャラリーDuendeを運営し料理人としても活動するSophie Hamblingが、このプロジェクトの説明に加えて、そこから広がった活気ある文化的ネットワークや新たな展開を紹介します。
本シリーズは、これまでなおざりにされてきた内臓という部位に正面から向き合ったマニュアルであり、臓器や動物ごとに細かく分類した調理法を写真付きで解説しています。内臓を愛する料理人にとっては実践的な手引きであり、そうでない人々にとっては認識を刷新するきっかけとなることを目指しています。各部位を丁寧に掘り下げながら、鼻先から尾までを余すことなく活かす調理法を紹介し、レストランで提供される内蔵料理と家庭での実践とを結びつけていきます。さらに、世界中の料理人や作家によるレシピを集めることでコミュニティを広げ、資源をより大切にすべき理由や、肉を入手する仕組みそのものに目をむける重要性も伝えています。

 

イベント事前予約:https://peatix.com/event/4637100/view
(※外部サイトに切り替わります)
※11月20日(木)12:00より本イベントの予約受付を開始いたします。
※席数に限りがあるため、事前予約をお勧めいたします。
※席に余裕がある場合は、当日受付あり。

 


 

 

Sophie Hambling|ソフィー・ハンブリング
料理人、『Offcuts』の共編者兼写真家。イギリス・ランカシャーで生まれ育ち、そこで身につけた料理への価値観を基盤としながら、大学で学んだ写真やクリエイティヴ業界で培った独自の視覚的感覚を料理に取り入れている。食材への敬意と無駄のない活用、重層的で丁寧な味づくりを大切にする彼女の料理へのアプローチは、ロンドンのレストランSt. JOHNでの経験を通して磨かれてきた。食の潮流が変化する中で、より意義深い体験や交流を求める声に気づいた彼女は、ポップ・アップ・イベントを次々と企画。旬の食材や地元生産者の重要性、そして歴史的な食文化の影響を伝えている。

Instagram:(Sophie Hambling)https://www.instagram.com/sophiesquidge/

(Offcuts)https://www.instagram.com/off___cuts/