日時:12月12日(金)11:30-12:30(受付開始時間11:15)
会場:東京都現代美術館 EVENT SPACE(1F ミュージアムショップ横)
料金:無料(要当日有効のTABF入場券)
※11月20日(木)12:00よりTABF入場券を販売開始いたします。そちらのご予約も必須となりますのでご注意ください。
言語:日本語/英語

 

登壇者:Maxime Matias(Revue Diapo) × 濵本奏(写真家) × 山谷佑介(写真家)

 

Revue Diapoは、自らを「アナクロニスティック(=時代錯誤的)」と位置づけ、若手写真家の視点を通してスライドという媒体を再考し、写真における時間性を探求する編集プロジェクトです。Rimasùu Studioによって創設されたこのプロジェクトは、パリを拠点にアーカイヴや過去の企画、個人的なリサーチ、未発表あるいは再度公開された写真、そして忘れ去られたイメージを中心に取り扱ってきました。毎号1人の写真家を取り上げ、写真に呼応する文章を添えながら、造本と編集にこだわりを込めた一冊に仕上げています。2025年に刊行された2つの最新号では日本の写真シーンに焦点を当てており、濵本奏と山谷佑介の作品を特集しました。本トークではその2人をゲストに迎え、最新号や収録作品について話します。

 

イベント事前予約:https://peatix.com/event/4637111/view
(※外部サイトに切り替わります)
※11月20日(木)12:00より本イベントの予約受付を開始いたします。
※席数に限りがあるため、事前予約をお勧めいたします。
※席に余裕がある場合は、当日受付あり。

 


 

 

Maxime Matias|マクシーム・マティアス
フランス出身。Revue Diapoの編集長を務める、グラフィックデザイナー兼アートディレクター。また、国際的なブランドや文化機関、アーティスト、デザイナー、建築家とコラボレーションを行ってきた、パリ拠点のスタジオRimasùuの創設者でもある。2024年には、アンスティチュ・フランセが運営する京都の滞在プログラム「ヴィラ九条山」のレジデントに選出された。

Web:https://revuediapo.com/

 

 

 

 

Kanade Hamamoto|濵本奏
2000年、神奈川県生まれの写真家。人や物、土地の記憶を主題とし、壊れたカメラでの撮影やさまざまなメディアを取り入れた手法を組み合わせて表現している。主な展覧会は「midday ghost」(2020/表参道ROCKET、STUDIO STAFF ONLY)、「VANISHING POINT」(2020/Shibuya Hikarie 8/)、「autonoetic」(2020/神保町Terrace Square)、「Heimat loss」(2021/福島県南相馬市教育委員会運営のアーティスト・イン・レジデンス事業「群青小高」)など。主な出版物には『midday ghost』(2020)や『VANISHING POINT exhibition in liminal zone』(2022)などがある。2025年には独立系出版レーベルの真珠出版を設立した。

Web:https://kanadehamamoto.com/

 

 

 

 

Yusuke Yamatani|山谷佑介
緻密な観察と生の体験を組み合わせた実践を行う写真家。立正大学で哲学を学んだのち、長崎にて東松照明や写真家仲間と交流しながら修練を積み、そのあとはミラノのスクワットから東南アジアのパンクシーンに至るまで、オルタナティブなコミュニティに身を投じてきた。白黒シリーズ〈次の夜へ〉で若者文化の移ろいを捉え注目を集めて以来、ドキュメンタリーとコンセプチュアルの狭間を行き来しながら、多様なテーマを通じて現代社会を探究し続けている。〈Onsen I〉(2023)および〈Onsen MMXXIV〉(2024)では、日本各地で集団入浴の様子を撮影し、親密さ・儀式・自然の間にある繊細な境界を浮かび上がらせている。

Web:https://www.yusukeyamatani.com/