日時:2025年12月21日(日)13:00-14:00
会場:東京都現代美術館 サンクンラウンジ(B2F)
料金:無料(要当日有効のTABF入場券)
※11月20日(木)12:00よりTABF入場券を販売開始いたします。TABF入場券のご購入およびご予約は必須となりますのでご注意ください。
※本トークイベントへのご予約は不要です。お気軽にご参加ください。
言語:英語/日本語

 

登壇者:Christopher Sleboda(Draw Down Books代表、グラフィックデザイナー、教育者) × Kathleen Sleboda(Draw Down Books代表、デザイナー、アーキヴィスト、教育者)

 

本トークイベントでは、「Draw Down Books」の共同創設者であるChristopher SlebodaとKathleen Slebodaが、デザイン、出版、そして創造的コミュニティにおける「集い」の重要性について語ります。新刊『A Toolkit for Gathering』(2025年刊行)にあわせて開催される本セッションでは、アートブックフェアやアーティスト主導の集い、インフォーマルな知識交換の場がどのように協働を育み、ネットワークを強化し、個人化が進む現代において新たな共同体の形を提示しているかを探ります。また、TOKYO ART BOOK FAIRを含む世界各地のブックフェアや展覧会における彼らの経験をもとに、「対面の出会い」が持つかけがえのない価値を考察。共有された環境や経験が文化的な創造活動を支え、意識的でつながりのあるコミュニティを育むためのヒントを提示します。

 


 

Christopher Sleboda|クリストファー・スレボダ
グラフィックデザイナー、教育者、出版社代表。ボストン大学芸術学部教授およびBFAグラフィックデザイン専攻主任を務める。インディペンデント出版プロジェクト「Draw Down Books」の共同設立者として、デザインやタイポグラフィに焦点を当てた出版活動を展開。2005年から2020年までイェール大学アートギャラリーのグラフィックデザイン・ディレクターを務め、現在は国際的に書籍、展覧会、文化プロジェクトに携わり、世界各地のアートブックフェアでも精力的に活動している。

 

 

 

Kathleen Sleboda|キャスリーン・スレボダ
デザイナー、出版社代表、アーキヴィスト、教育者。「Draw Down Books」の共同設立者として、デザイン出版、ブックフェア、コミュニティ形成に取り組む。現在はロードアイランド・スクール・オブ・デザイン(RISD)で教鞭を執り、デザイン史、インディペンデント出版、創造的実践の架け橋となる研究を行っている。以前はイェール大学バイネキ稀覯書・写本図書館のアーキヴィストを務め、アーカイヴ実践と現代デザインを結びつけながら、印刷メディアがいかに対話・帰属・創造的コミュニティを生み出すかを探求している。

Web:https://draw-down.com