
日時:12月13日(土)11:15-12:00(受付開始時間 11:00)
会場:東京都現代美術館 EVENT SPACE(1F ミュージアムショップ横)
料金:無料(要当日有効のTABF入場券)
言語:日本語/英語 [通訳者:横山聡子]
登壇者:Anniina Koivu(ライター、キュレーター) × Bruno Ceschel(Self Publish, Be Happyディレクター)
「Marchette」では、ゲストカントリーであるイタリアの特徴のひとつである高いデザイン性に焦点を当て、戦後から現代までのイタリアの企業とアーティスト、写真家、デザイナーたちとの協業によって生まれた約50冊の本をご紹介します。家具や照明、ファッション、陶磁器、自動車など幅広い分野において、企業は自らのアイデンティティや価値を語る手段として、また創造性を実験する場として本を活用してきました。そうして生まれた出版物は、カタログの枠を超え、企業文化とヴィジュアル・ストーリーテリングが交わる場となっています。
本展では、それらを年代順に沿うのではなく、デザインの細部や素材、コンセプトといった視点から作品を結びつけ、思いがけない星座のような関係性を描き出し、本というメディアを通じてイタリアのデザイン業界の企業が文化的言説をいかに形づくり続けているかを発見することができます。本トークでは、キュレーションを手がけたAnniina KoivuとBruno Ceschelが登壇し、歴史や近年の動向などを含めた背景や展示を組み立てる際のポイントなど、展覧会ができるまでの舞台裏についてお話しします。
イベント事前予約:https://peatix.com/event/4659038/view
(※外部サイトに切り替わります)
※席数に限りがあるため、事前予約をお勧めいたします。
※席に余裕がある場合は、当日受付あり。

Anniina Koivu|アニーナ・コイヴ
アニーナ・コイヴ(フィンランド)は、デザイン・ライター、キュレーター、コンサルタント、教育者として、デザインリサーチ、出版、展覧会制作といった領域を横断して活動している。これまでに、2016/(有田)、イッタラ、クヴァドラ、maat(リスボン)、mudac(ローザンヌ)、サローネ・デル・モービレ、ヴィトラ、ショアファスト・フォーゴアイランドなどと協働してきた。主な展覧会に「U-Joints」(2018–22)、「The Lost Graduation Show」(2021)、「Plastic: Remaking Our World」(2021–23)、「We Will Survive」(2023–24)、「Happiness: can it be designed?」(2025)がある。著書および編著書に『Ronan & Erwan Bouroullec: Works』(Phaidon、2012)、『Vico Magistretti: Stories of Objects』(Triest、2020)、『U-Joints – A Taxonomy of Connections』(2022)がある。自身のデザインブランド〈Koivu〉を主宰するほか、ローザンヌのECALにて修士課程の理論部門の責任者を務めている。

Bruno Ceschel|ブルーノ・ケシェル
ヴィジュアルカルチャー、教育、そしてコミュニティに特化した出版社、Self Publish, Be Happy(SPBH)の創設者兼ディレクター。2010年の設立以来、SPBHはテート・モダン、MoMA PS1、クンストハル・シャルロッテンボルグ美術館(Kunsthal Charlottenborg Museum)などの美術館でイベントを開催してきた。3,000点を超える自費出版の写真集のコレクションは、パリのヨーロッパ写真美術館(MEP)に収蔵されている。SPBH Editionsのディレクターとしては、ヴィンス・アレッティ、カルメン・ウィナント、チャーリー・エングマン、クラウディア・ランキンなどの作家の作品集を刊行。また、ローザンヌ州立美術学校(ECAL)およびコーネル大学の客員講師も務めている。