日時:10月30日(日)14:00 – 15:30 (受付開始 13:40)

会場:東京都現代美術館 講堂

入場:1,000円

 

登壇者:長坂常(スキーマ建築計画)、長嶋りかこ(グラフィックデザイナー)、臼田桃子(フィルムアート社編集部

 

ご予約はこちらより:長坂常 × 長嶋りかこ × 臼田桃子『半建築』出版記念トークイベント | Peatix
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※当日受付も可能ですが、席数に限りがあるため事前予約をお勧めいたします。

 

スキーマ建築計画の長坂常の書籍『半建築』の出版を記念して、トークイベントを開催いたします。

 

書籍『半建築』は、日常の中での気づき、既存のものから得られる新たな発見をきっかけに、家具から建築、都市のスケールまで1/1を基本にデザインする長坂常の独自の取り組みについて『半建築』というキーワードのもと書き下ろした待望の一冊です。現実が入り込む余地のないキメ顔の建築ではなく、抜き差しなる関係を受け入れるような大らかな建築。それでいて個々の素材や細部に対する解像度の高い扱いから、すべての要素が生き生きと共存するような空間。

様々な問いに対して、家具、建築から都市計画と多様なスケールで新しいあり方を提案し続ける長坂が、建築におけるさまざまな「半」的状態を考えることを通して新たな建築の可能性を提示します。

 

本イベントでは、著者の長坂常、そして装丁を担当したアートディレクターの長嶋りかこと編集の臼田桃子と共に、書籍の制作過程などを語りながら「半建築」というキーワードをひもときます。

 

みなさまのお越しをお待ちしております。

 

【お申込み前にご確認ください】

 

 

 

登壇者プロフィール

 

@Yuriko Takagi

 

長坂常

スキーマ建築計画代表。

1998年東京藝術大学卒業後にスタジオを立ち上げ、現在は北参道にオフィスを構える。家具から建築、そして町づくりまでスケールも様々、そしてジャンルも幅広く、住宅からカフェ、ショップ、ホテル、銭湯などなどを手掛ける。どのサイズにおいても1/1を意識し、素材から探求し設計を行い、国内外で活動の場を広げる。日常にあるもの、既存の環境のなかから新しい視点や価値観を見出し「引き算」「誤用」「知の更新」「見えない開発」「半建築」など独特な考え方を提示し、独自の建築家像を打ち立てる。

代表作 

Sayama Flat / HANARE / FLAT TABLE / ColoRing / BLUE BOTTLE COFFEE / 桑原商店 / お米や / DESCENTE BLANC / HAY /東京都現代美術館 サイン什器・家具/武蔵野美術大学16号館など

 

 

 

 

 

 

長嶋りかこ

グラフィックデザイナー、デザイン事務所「village:登録商標:」主宰。アイデンティティデザイン、サイン計画、ブックデザインなど、グラフィックデザインを基軸としながら活動。主な仕事にポーラ美術館のヴィジュアル・アイデンティティ(2020年)、「東北ユースオーケストラ」(2016年〜)、武蔵野美術大学16号館サイン計画(2020年)など。また、「札幌国際芸術祭2014」(2014年)公式デザイナー、「第17回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展」(2021年)の日本館のデザイナーを務める。

 

 

 

 

臼田桃子
フィルムアート社編集部。建築、美術、人文関連の書籍や展覧会図録を編集。主な担当書籍に杉本恭子著『京大的文化事典』、トーベ・ヤンソン著『メッセージ』(久山葉子訳)、東京工業大学塚本由晴研究室編『WindowScape[北欧編]』など。