
日時:12月13日(土)13:45-14:30(受付開始時間 13:30)
会場:東京都現代美術館 EVENT SPACE(1F ミュージアムショップ横)
料金:無料(要当日有効のTABF入場券)
言語:日本語/英語 [通訳者:江口研一 ]
登壇者:Dafne Boggeri(アーティスト、SPRINT設立者) × Alien(写真家、SPRINTメンバー)
ゲストカントリー企画のひとつとして、同名の出版物をもとに構成する展覧会「OUT OF THE GRID: Italian Zine 1978–2006」を開催します。同書は1978年〜2006年の間にイタリアで制作されたZINEを批評的に選出し、1960〜70年代の社会・政治運動の高揚期を経た後からインターネットが普及するまでの時代までの時代を横断しながら、イタリア各地における自主的な表現とセルフパブリッシングの地景を描き出します。
TABFでは、アーティスト/キュレーターのDafne Boggeriと、彼女が2013年にミラノで立ち上げた実験的出版プラットフォーム〈SPRINT – Independent Publishers and Artists’ Books Salon〉のメンバーである写真家のAlienが、この貴重なアーカイヴから選りすぐった作品を紹介します。本トークでは、BoggeriとAlienによる「OUT OF THE GRID: Italian Zine 1978–2006」の解説及びキュレーションのポイントなどにとどまらず、今年11月に初めて1ヶ月にわたるイベントを開催したばかりのSPRINTの多様な活動についてもお話しいただきます。
イベント事前予約:https://peatix.com/event/4669049/view
(※外部サイトに切り替わります)
※席数に限りがあるため、事前予約をお勧めいたします。
※席に余裕がある場合は、当日受付あり。

ダフネ・ボッチェリ(右)、エリアン(左)
Dafne Boggeri|ダフネ・ボッジェリ
ダフネ・ボッジェリは、出版、パフォーマンス、そして協働的な制作形態を横断して活動するマルチディシプリナリーなアーティストである。彼女の作品は、言語、アイデンティティ、空間的関係の政治性を探求し、周縁やエラー、周辺的なものを意識を生み出す生成的な領域として捉えている。2013年よりアーティスト主導の非営利プラットフォーム兼アートブックフェア、SPRINTをキュレーションしており、実験的な出版や批評的思考に焦点を当て、アーティスト、出版社、読者を国際的に結びつける編集リサーチ、ワークショップ、アーカイヴプロジェクトなどを展開している。
2000年代には、ポスト・アイデンティティおよびトランスフェミニズム的な文化実践に取り組むクィア・コレクティヴ「Pornflakes Queer Crew」および「TOMBOYS DON’T CRY」を共同設立した。『Out of the Grid. Italian Zine 1978–2006』(Les presses du réel、2023)の出版において編集として関わったほか、世界各地のクィア・アーカイヴの構造をマッピングするリサーチプロジェクト〈Hard Copy Soft Touch〉も行っており、2027年に出版予定である。
Alien|エリアン
エリアンは写真家であり、「TOMBOYS DON’T CRY」のメンバー、SPRINTの一員でもある。彼女のリサーチはアイデンティティ、クィアネス、日常生活に焦点を当て、ドキュメンタリーとフィクションの流動的な関係性を見つめながら、表象や対象性における主観的視点を掘り下げている。イギリスの新しいオルタナティヴ・ドラァグシーンをテーマにした初の自費出版書籍『BODYBUILDERS 01』を2022年に刊行し、現在はその第2章となるアメリカ編に取り組んでいる。