日時:10月29日(土)11:30 - 13:00(受付開始 11:10)

会場:東京都現代美術館 講堂

入場料:1,000円(税込)
登壇者:ヤンダーク・デ・ワイルド(Knust Press)、ジョイス・グレイ(Knust Press)、川上幸之介 (倉敷芸術科学大学)

 

ご予約はこちらより:https://peatix.com/event/3386202/view
(※外部サイトに切り替わります)
※当日受付も可能ですが、席数に限りがあるため事前予約をお勧めいたします。

 

映像作家イヴァナ・スムジャによる『KNUST, the Riso print pioneers』を日本初上映いたします。オランダ、ナイメーヘンのアーティストたちが、1980年代にスクウォット運動の中で設立したスタジオKnust Pressを追ったドキュメンタリー映画になります。オランダの著名なアーティストGijs Frielingが、Knust Pressで制作した本がきっかけで国際的にブレイクしていく様子のほか、Knust Pressの歴史についてのインタビューなどが収録されており、1980年代のパンクスピリットを感じることができます。現在は、世界的なアートブックコレクター、学者、美術館(ニューヨーク近代美術館など)にコレクションされているKnust Press。彼らの活動の軸となるポストフルクサスムーブメントを、この機会に多くの人に知ってもらいたいと思います。

 

映画監督イヴァナ・スムジャ
"私は、特にまだ広く知られていない物語を伝えることが好きです。
Knust Pressは、私にとってとても美しく、信じられないような発見でした。その体験をこの映画を通して共有できればと思います。”

 

上映後に、Knust Press創業者のヤンダークとジョイス、川上幸之介によるトークも開催いたします。

上演時間:約30分(トーク約60分) 本編は日本語字幕が入ります。(言語:英語、蘭語、日本語)

 

*本イベントは、「リソグラフ特別企画:Risopioneers」関連企画のひとつになります。

【お申込み前にご確認ください】

 

登壇者プロフィール

 

川上幸之介
倉敷芸術科学大学准教授/EEEプロジェクト主催/主なキュレーションに「1923」「The Third Entity」「ラディカルデモクラシー」「Punk! The Revolution of Everyday Life」「Bedtime for Democracy」「Reinventing the “F” word: feminism!」ほか。教育プロジェクトでは、ジョン・バルデッサリ、イム・ミヌク、アントン・ヴィドクル、ホー・ルイ・アン、ジェレミー・デラー、ナイーム・モハイエメンなどと協働。

 

 

ヤンダーク・デ・ワイルド/Jan Dirk de Wilde

1960年生まれ。1983年、Knust Pressを設立した共同設立者。出版や展覧会の企画などを多角的に展開するほか、自身のZineを制作やSlimtarraという壁紙のデザインを手掛ける。Extrapoolというアーティストグループの一員として、Knust Pressのステンシルのワークスペースと出版社で働き、主にプリプレス、ワークショップ、そのほかにAGALAB内にあるKnustのワークスペースの共同スーパーバイザーを担当している。またExtrapool理事会の一員でもある。

 

ジョイス・グレイ/Joyce Guley
1967年生まれ。1980年代半ばから1990年代初頭にかけてV2(Institute for Unstable Media in NL)でボランティア活動をした経験から、サウンドとアートのプロセスに対ての関心が深まっていった。1991年、アーティストグループExtrapoolに参加してから2011年まで、サウンドアートと音楽のプログラミングを担当。2011年以降、Knust Pressのワークスペースに勤務し、印刷、コミュニケーション、プロジェクトの契約を担当。そのほかにも、ナイメーヘンおよびアムステルダムのAGALABで開催される第二回(DIY)Knust workshopをオーガナイズも手がけた。またExtrapoolの役員でもある。

 

*ご購入後、お客様のご都合によるキャンセル、返金は原則いたしかねます。あらかじめ、入場に関するご説明をご確認ください。

 

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